メサイア神殿にて-ジルベルトVSレイスト- 「てめえいつまでそうして目を逸らしているつもりだ!彼女の傍で彼女を護ることが間違いだとは言わんさ、言わんが違うだろうが! 「貴様に解るものか!彼女は自身を壊しても他人を救うことを止められぬ!!!だが彼女は彼女自身を決して救いはせぬ! 「それっぽっちの覚悟しかないくせに俺達を倒そうだなんて思い上がりもいい加減にしろよてめえ!!何が護るだよ、護られてんのはお前じゃねぇか!」 「それがどうしたという!!男の嫉妬は見苦しいぞ!彼女が自身を正当に評価し慈しむまでは離れる訳にはいかねぇって言ってんだよ!!間男はすっこんでろ!!」 「だからお前はムカつくんだよ!!」 「此方の台詞だァアア!!」」
何故彼女の真なる願いを叶えるために行動しねぇんだよ!!俺がここに居る意味が分からん訳じゃないだろう!?」
彼女が唯一、傍に居て欲しいと願うのは俺ただ一人なのだぞ!?その俺が彼女の傍に居なくてどうするのだ!!」
両者の「俺が彼女を救うんだ」という想いが同じだからこそお互いが気に食わない。