厭世 死ねぬ、死ねぬ、また死ねぬ。愛する家族や仲間を亡くし、最愛の少女の記憶を封じ、何を希望とし生きれば良いのだ。 不死に近い強靭な肉体を持つというのに最愛の者らを守れず、故に彼らの待つ安寧の地へ逝く事も出来ぬのか。 加速していく精神の崩壊にすり抜けていく最愛の者たち。最後の希望すら失くしたオリオル。 この頃はオリオルの自傷が激しくてセルとオードが表に出ていることが多く 精神が摩耗している隙を突かれウルテスに精神を汚染されました。